こんにちは!
鹿児島市天文館のパーソナルジム、ナーチャースタジオです。
今回は、ダイエットと睡眠に関するお話をしたいと思います。
ダイエットやトレーニングを頑張っている皆さん、睡眠時間はしっかり確保できていますか?
「痩せたいけどなかなか成果が出ない…」
「食事制限や運動は意識しているのに体重が落ちない…」
もしかしたら、“睡眠”が足りていないことが原因かもしれません。
実は、睡眠とダイエットには深い関係があります。
今回はその理由と、今日からできる改善ポイントをお伝えします。
睡眠不足が太りやすい体をつくる理由
睡眠時間が足りないと、次のような影響が起こります。
1. 食欲をコントロールするホルモンのバランスが崩れる
睡眠が不足すると、
- グレリン(食欲を増やすホルモン)が増える
- レプチン(満腹感を伝えるホルモン)が減る
この結果、普段よりも空腹を感じやすくなり、食べ過ぎを引き起こすことが分かっています。
科学的根拠
米国スタンフォード大学の研究(2004年)では、睡眠時間が5時間の人は8時間寝た人に比べ、レプチンが15.5%減少し、グレリンが14.9%増加したと報告されています。
2. 血糖値のコントロールが乱れる
睡眠不足はインスリンの働きを悪化させ、血糖値の調整を難しくします。
その結果、脂肪が蓄積しやすい体質になることが分かっています。
科学的根拠
シカゴ大学の研究では、睡眠不足の人はインスリン感受性が24%低下することが確認されています。
3. 代謝が落ちる
睡眠中は筋肉の修復やホルモンの分泌が活発になり、基礎代謝(何もしなくても消費されるカロリー)を保つ大切な時間です。
寝不足の状態が続くと、筋肉量が減りやすくなる上、代謝が低下し、太りやすく痩せにくい体になってしまいます。
睡眠時間はどれくらい必要?
個人差はありますが、ダイエット中の目安としては
最低でも7時間以上の睡眠が推奨されます。
特に、運動習慣がある方や筋トレをしている方は、体の回復のために7〜8時間を目標にしましょう。
今日からできる!睡眠の質を上げるポイント
「寝ようと思ってもなかなか眠れない…」
そんな方は、下記を意識してみてください。
寝る2時間前からスマホ・PCは控える
ブルーライトが脳を刺激し、眠りを浅くします。
寝る前に軽くストレッチや深呼吸をする
副交感神経が優位になり、リラックスモードに。
寝室を暗く、静かに整える
光や音を減らし、入眠しやすい環境を作る。
毎日同じ時間に寝る・起きる
体内時計が整い、自然と眠気が来るようになります。
まとめ
ダイエットやトレーニングは、食事や運動だけではなく「睡眠」も大きな柱です。
- 睡眠時間が短いと食欲が増え、代謝が下がる
- 血糖値の調整が乱れ、脂肪がつきやすくなる
- 筋肉の回復が遅れ、痩せにくい体になる
逆に、しっかりと寝るだけで、体が自然に「痩せやすいモード」へ切り替わります。
「頑張っているのに痩せない」と感じている方は、ぜひ一度、睡眠時間の見直しから始めてみてくださいね!
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