こんにちは。
鹿児島市天文館のダイエット・姿勢改善専門パーソナルジム NURTURE STUDIO(ナーチャースタジオ)です。
今回から、ジムに通っていない方にもダイエットを成功していただくために、「1日5分で学べるダイエット豆知識」という新企画をスタートしました!
このシリーズでは、ダイエットの基礎知識を、書籍や最新のエビデンス、そして現場での経験をもとにわかりやすく解説していきます。
僕自身、パーソナルジムで年間100名以上の方のダイエットサポートを行なっており、これまでの現場経験から「本当に結果が出る方法」だけを厳選してお届けします。
今回のテーマは、ダイエットの基礎中の基礎「PFCバランス」について。
これからダイエットを始めたい方にとって“必ず知っておくべき”考え方です。
この内容をマスターすれば、食事管理の基礎が一気にわかるようになります。
PFCバランスとは?
そもそも「PFCバランス」とは何か?
PFCのそれぞれの文字は、次の3つの栄養素の頭文字を取ったものです。
- P(Protein)=たんぱく質
- F(Fat)=脂質
- C(Carbohydrate)=炭水化物
つまり、「PFCバランス」とは1日の食事の中で、この3つをどんな割合で摂るかという考え方を指します。
このバランスを整えることが、健康的に痩せる・リバウンドしない体を作るための鍵になります。
それぞれの栄養素の役割
まずは、それぞれの役割を簡単に見ていきましょう。
たんぱく質(P)
たんぱく質は、筋肉や皮膚、髪の毛、爪など、体をつくる材料になる栄養素です。
ダイエット中でも、たんぱく質が不足してしまうと筋肉量が減り、代謝が落ちてしまいます。
そのため、どんなダイエットでも“最優先で摂るべき栄養素”です。
目安としては、体重×1.5〜2g。
例えば体重60kgの人であれば、1日あたり90〜120gを目標に摂ると良いでしょう。
肉・魚・卵・大豆製品などをバランス良く取り入れることがポイントです。
脂質(F)
脂質は「太る原因」と思われがちですが、実はホルモンや細胞膜の材料になるとても大切な栄養素です。
特に女性の場合、脂質を極端に減らすとホルモンバランスが崩れ、生理不順や肌荒れなどを引き起こすこともあります。
摂りすぎはNGですが、完全に抜いてしまうのも危険。
オリーブオイルやナッツ、青魚などの「良質な脂」を意識して摂ることが大切です。
炭水化物(C)
炭水化物は、体と脳のエネルギー源になります。
糖質を抜きすぎると、集中力が落ちたり、疲れやすくなったり、代謝が下がる原因にもなります。
白米やオートミール、さつまいもなど、血糖値が安定しやすい炭水化物を選ぶことで、脂肪の蓄積を防ぎつつエネルギーをしっかり補給できます。
理想的なPFCバランス
目的や体型によって多少変わりますが、一般的なダイエット中のPFCバランスの目安は次の通りです。
- たんぱく質:20〜30%
- 脂質:20〜25%
- 炭水化物:45〜55%
例えば、1日1800kcalを食べるとしたら、たんぱく質が約110g、脂質が約45g、炭水化物が約240gほどになります。
これが、健康的でリバウンドしにくい“バランスの取れた食事”の目安です。
糖質を極端に抜いたり、脂質をカットしすぎるダイエットは、一時的に体重が減ってもホルモンの乱れやリバウンドの原因になるので注意しましょう。
まずは“食事の記録”から始めよう
最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは、自分が普段どんな食事をしているかを把握することから始めてみましょう。
「MyFitnessPal」や「あすけん」などのアプリを使えば、1日の摂取カロリーやPFCバランスを簡単に記録できます。
数字で“見える化”することで、「意外と脂質が多い」「たんぱく質が足りない」など、自分の食事傾向に気づけるようになります。
この“気づき”が、ダイエット成功の第一歩です。
まとめ
- PFCバランスとは、たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスを意識すること。
- どれかを抜くよりも、全体のバランスを整えることが大切。
- まずは食事の記録からスタートし、自分の傾向を知ることから始めよう。
PFCバランスを意識した食事を続けることで、体調も安定し、代謝の良い“痩せやすい体”が手に入ります。
関連動画
今回の記事で紹介した内容は、YouTubeでも詳しく解説しています。
【初心者必見】PFCバランスを5分で解説!これを知らずにダイエットしてませんか?
(チャンネル「1日5分で学べるダイエット豆知識」より)
ナーチャースタジオについて
鹿児島・天文館の完全個室パーソナルジム「NURTURE STUDIO」では、姿勢改善とダイエットを中心に、一人ひとりの体に合わせたトレーニングを行っています。
「正しい知識で無理なく続けたい」「自分に合った食事バランスを知りたい」そんな方は、ぜひ一度体験にお越しください。


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